奨学金支給事業｜公益財団法人神戸やまぶき財団

奨学金支給事業の概要

当財団は、心身に障害や難病をかかえている児童、または児童養護施設や里親家庭で生活している児童たちが、社会での自立を目指して大学等へ進学し、勉学や専門知識・技術の修得を支援するため、奨学金の支給を行います。

奨学生となる対象

障害者・難病患者および要保護児童に該当し、学費等の経済的援助を必要とする学生等。(募集要項に詳細)

奨学生の種類と申込資格

いずれも、申込みには在学・在籍する学校長または学部長、および施設長等の推薦を必須とします。

高校時予約奨学生

高等学校等に在学中で、大学等(※1)または職業能力開発校等(※2)に進学・入学の後、当財団からの奨学金の支給を受ける方をいいます。

申込資格

兵庫県内に実家があり、同県内の高等学校等に在学もしくは既に卒業・修了し、国内の大学等や職業能力開発校等への進学を目指す、経済的援助を必要とする方。(※4)
　

大学等在籍者奨学生

大学等(※1)の2～4年生に進級の後(※3)、当財団からの奨学金の支給を受ける方をいいます。
　

申込資格

兵庫県内に実家があり、同県内の高等学校等の高校課程を卒業・修了の後、国内の大学等に在籍し、申込時1～3年生で、経済的援助を必要とする方。6年制大学の場合、同年度4・5年生も対象とします。(※4)

※1. 大学等とは、大学・短期大学・高等専門学校(4・5年、専攻科)・専修学校(専門課程)・特別支援学校(専攻科)をいいます。 ※2. 職業能力開発校等とは、職業能力開発促進法に基づいた公共職業能力開発施設としての学校をいいます。 ※3. 6年制大学の場合は、２～６年生に進級の後となります。 ※4. 年齢制限があります。

奨学金の種類

本奨学金は給付型奨学金であり、原則として返済義務はありません。

奨学生の種類・区分(支給コース)によって、下記奨学金の支給内容が異なります。募集要項に詳細内容を記載していますのでご参照ください。

入学一時金

【入学金】

実額を支給します。

【入学支援金】

受験料、引越や生活準備費用の援助として、自宅通学・自宅外通学に区分して支給します。

学資奨学金

大学等の授業料、学業に係る指定納付金および教材費等の実額を支給します。

生活援助金

住居費、通学費、生活費等の援助として、自宅通学・自宅外通学に区分して支給します。

※それぞれ実額には限度額を設定しています。

申込手続きと必要書類

1．「神戸やまぶき財団奨学生募集要項」にて、必ず詳細を確認のうえ、お申込みください。 ※2023年度の新規奨学生の募集期間は2022年9月1日から10月7日(当日消印有効)までです。2023年3月末までに採用決定し、4月から奨学金の支給を開始します。
2．希望の奨学生の種類に応じた「奨学金給付申込書(様式1～4)」を選択し、所定事項を記入のうえ、必要書類を添付してご提出ください。 (注１) 必要書類は「奨学金給付申込書(様式4)」裏面の提出書類チェックリストに記載しています。 (注２) 申込書類はこちらから入手できます。

選考と奨学生の決定

1．書類審査および面接を実施します。但し、申込者の一部については書類審査のみの場合があります。
2．奨学生の採否と適用区分（支給コース）は、選考委員会の選考を経て、理事長が決定します。選考の結果は、書面により申込者全員に通知します。
2020年4月から施行された高等教育修学支援新制度について、同制度の適用対象となる方(要保護児童および所定の世帯所得の方)は、同制度に申請いただくことを当財団奨学生採用の条件とします。
- 財団奨学金申込時点で新制度に申し込まれていない方については、進学後に申請していただきます。
- 新制度が適用されない学校に進学（在籍）される場合はこの限りではなく、当財団奨学生にお申込みいただけます。
高等教育修学支援新制度：入学金・授業料の減免および給付型奨学金の支給
詳細は日本学生支援機構(JASSO)もしくは学校にお問い合わせください。
3．奨学金は、申込者本人名義の金融機関口座へ振込みにより支給します。

個人情報について

当財団がこの奨学金給付申込みに関して取得する個人情報は、選考作業や奨学生の決定通知など、本申込みに関する業務に必要な範囲に限定して取り扱います。
また奨学生として採用した場合は、以後の奨学金支給に係る業務に必要な範囲に限定して取扱います。個人情報は、利用目的達成に必要な範囲で使用し、それ以外の目的で使用することは一切ありません。